食品・健康分野の企業支援、橋下知事が意欲(朝日新聞)


朝日新聞 大阪 2010年10月31日
http://mytown.asahi.com/areanews/osaka/OSK201010300185.html
【上海=吉浜織恵】上海万博の閉幕イベント参加のため、訪中している橋下知事は30日、府内に本社があり、上海に進出した企業6社の幹部らと上海市内で懇談した。中国で販売する工夫などを聞いた知事は「身体に対する安全安心が『ジャパン・アズ・ナンバーワン』になると確信した」と述べ、食品や健康分野の企業に対する支援体制を強化する意欲を示した。


上海市内に今月、直営店をオープンさせた洋菓子店「モンシュシュ」の金美花社長は「高い技術力の『メード・イン・ジャパン』が強みになる」と日本製商品販売へのこだわりを披露。洗剤などの衛生用品メーカー「サラヤ」は現地の残留農薬に対する関心の高さから野菜洗い専用洗剤を開発し、野菜売り場に陳列するなどの工夫を話した。


知事はこの日、現地のIT先端企業や、高さ492メートルの超高層ビル上海環球金融中心」100階にある展望台も見学。「一番を目指す時代じゃないという人もいるが、アジアの激烈な競争をみたら勝たないといけない。府民に勝とう、と言い続ける」と述べた。