安心・安全な新興国投資 「日経マネー」鈴木編集長

muratamika2008-06-23

日経マネー編集長 鈴木亮、キャスター 池粼美盤


ボーナスを運用するときの投資先として注目される新興国
■多くの個人投資家は、新興国投資には興味はあるがリスクが高いと考えている。■「日経マネー」8月号では、極力リスクを控えめにした「安心・安全な新興国投資」がないかを追求した。


安心して新興国に投資するポイントは?
■「安心・安全な新興国投資」で守ってほしい4つのポイントは「長期投資と3つの分散」。■新興国投資は半年、1年の「短期投資」には向いていない。5年〜10年といった「長期投資」が良い。■「3つの分散」とは「お金」、「時間」、「地域」の分散。■投資の際には買い時をのがしてはいけないと考えてしまうかもしれないが、新興国投資では「時間」を分散することが結果的にリスクヘッジに繋がる。■「地域」を絞って投資をするのはリスクが大きい。例えば「ロシアとブラジルと中国、押さえで中東に投資」というように、投資地域を分散させると安心だ。■このポイントを守れば、リスクを控えめにして新興国投資のおいしさを享受できるだろう。


どの新興国に投資すればよいか迷ってしまう
■米国の投資情報は入ってくるが、新興国の投資情報は少ない。■「日経マネー」編集部では専門家に「この夏、最も注目すべき新興国」というアンケートを実施し有望国ランキングを作った。


「注目すべき新興国ランキング」の結果は?
■ランキング1位はブラジルだ。■天然資源が豊富な点や、インフレ率が低いため投資金額が目減りするリスクが新興国の中では低い点がその理由として挙げられる。■意外だったのが中国。現在、有望な投資先というイメージがあるが今回のアンケート結果では6位にとどまった。■その他のランキング上位には2位がインド、3位がベトナム、4位にドバイ、5位にはロシアが入った。
日経ブロードバンドニュース http://www.nikkei.co.jp/bb/index.html